よくあるご質問
Q 1. レッスンに持って行くものはありますか?
A. 喉に水分が足りていないと痛める原因にもなりますので、ミネラルウォーターなどのお水をご持参くださるよう、お願いしています。
お茶やジュース、特にミルクが入っているものは反対に喉が渇く感覚になったり、痰がひっかかったりすることもありますので、常温のミネラルウォーターが一番のおすすめです。
Q 2. レッスンはどのように進められるのですか?
A . まず、5トーン(ドレミファソファミレド)を歌っていただき、その声の状態に合ったエクササイズスケールや、歌いたい楽曲があるときは少し歌っていただくこともあります。
そして、その歌声の状態を見させていただきながら歌い方の癖やボイスタイプを診断します。
そこから、本格的に母音・子音・スケールを組み合わせて、その方に合ったエクササイズツールで声を整えていきます。
また、体の使い方もとても重要になってきますので、正しい姿勢や歌う時の身体の動かし方もお伝えしています。
特に背中(肩甲骨まわり)と舌根は繋がっていますので、身体のほぐした方などもお伝えしています。
歌いたい楽曲がある時には、歌唱指導もさせていただいています。
声の出し方はもちろん、リズムの取り方、音楽表現なども見ていきます。
ご希望の方には、楽譜の書き方などのご相談にも乗っています。
Q 3.レッスンの頻度はどのくらいが目安ですか?
A. 体験レッスンを受けた後、特に半年間は間隔を詰めて来られるのが理想です。
最初はどうしても発声の癖の傾きが大きい方が多いので、短期間に詰めてお越しいただいた方が上達の度合いが大きくなります。
発声の訓練を始めて、およそ二週間ほどで声帯周りの筋肉の使い方が変わってくるので(若い方だと一週間ほどで変わられる方もいます)、その頃にまた新たなエクササイズを提供させていただくと効果的です。
発声科学に基づいたメソッドなので、声が出にくい原因や、悩んでいる所がどうしてそうなっているか、の根本のところを考察しトレーニングを行っていくので、従来のボイストレーニング法よりも上達スピードが速くなります。
最初は集中的にレッスンを受けていただき、慣れてくると徐々にレッスン間隔を空けていく、という流れにしていただくと効果的です。
Q 4. 普段歌わない、もしくは歌は苦手なんですが、ボイトレを受けることはできますか?
A. もちろん受けていただけます。むしろそういう方にこそ受けていただきたいと思っています。
歌を歌うこと自体を苦手に感じる方には、まずは音程を気にせず広い音域に渡って声を出していただいています。
低音を出す時と高音を出す時の筋肉の使い方は違うので、広い音域の声を出していただくだけでも声帯のストレッチになります。
その他、舌や軟口蓋のエクササイズを取り入れることによって、響きやすい声に整えていきます。
声は30代から衰え始めると言われていますが、声をよく使う職業の人はそれに限らないとも言われています。
ご自分でも症状を感じ始めるのは50歳手前の更年期時期で、その頃から飲み物を飲むとむせるようになったと訴える方が多いです。
それは声帯萎縮が原因で、誤飲(誤嚥)性肺炎を起こす嚥下機能障害の初期症状と言われています。
無口な方や普段歌を歌わない方は、この声帯萎縮の症状が早い時期から起きたり、進みやすい傾向にあり、口腔内の筋肉も衰えやすくなります。
例えば、舌は老化が進むと位置が下がってきて声のこもりの原因になったり、いびきの原因になったりします。
また、軟口蓋も老化と共に下がりやすくなり、声が鼻にかかりやすくなり響きの悪い声になったり、高音が出しにくくなってきます。
老人ホームで歌をたくさん歌ってもらっているのは、認知症予防だけでなく、口腔内の筋肉を活性化させ、誤飲(嚥)性肺炎などを防止するためでもあります。
歌を歌うということは、話すことに比べて口腔内の筋肉だけでなく表情筋もより大きく動かし、メロディをたどることで脳の活性化、健康的な精神の維持にもとても効果があります。
年齢を経ても生き生きと過ごすために、ボイストレーニングを活用していただければと思っています。
Q 5. 腹式呼吸の訓練をしなくてもいいのですか?
A. VOICE STUDIO GARDENではあまり腹式呼吸のことについて言わないので、今までに他所でボイストレーニングを受けたことがある方が不安に思うようで、よく聞かれる質問です。
従来のボイトレでは「お腹で息を吸いなさい」「お腹から息(声)を出しなさい」と言われることが多かったと思います。
しかし解剖学的には、「空気は肺にしか入らないし、息は肺からしか出ない」し、「声は声帯で作られ」ます。
お腹に空気を入れる、お腹から声を出す、というのは感覚的なものでしかありません。
中には腹筋させられながら声を出す練習をさせられた方の話も聞きますが、お腹の前側にグッと力を入れると喉にも力が入るというのは科学的に証明されています。
喉に力が入ると、いわゆる喉締め発声になってしまい良い声が出なくなります。
とても筋力も弱く、か細い声の方にはそのような訓練も効くこともあるかもしれませんが、大抵の方はそこまでする必要がない場合がほとんどです。
私どもが提案しているのは、程よい声帯の閉鎖です。
声帯は元々食べ物や飲み物が肺のほうに行かないために、弁の役割をするために作られた器官と言われています。
それがたまたま声も出る器官、ということです。
声帯をほどよく閉鎖させることで、肺からの息は一度に出ず腹圧がかかります。
マイクを使って歌うジャンルの曲だと、この程度の腹圧で十分な場合も多いと思います。
例えばオペラなどでは、コンテンポラリーミュージックを歌う時ほど声帯の閉鎖は必要ないことが多く、またマイクなしで遠くまで声を飛ばさねばならないこともあり、もっとしっかりとした腹式呼吸…横隔膜の支えなどが必要になってくるかもしれません。
しかしVOICE STUDIO GARDENでは基本マイクを使って歌うジャンルの曲をご指導させていただいていますので、大量に息を吸って大量に吐く指導をすることはほとんどありません。
とはいえ、その方のその時の状態によって一番効果のある方法を見つけて提案していきたいと思っているので、必要な場合はそんな指導をさせていただくこともありますし、臨機応変に対応するよう心がけています。
Q 6. 音痴は直りますか?
A. 「音痴」には大きく分けて、音そのものの音程(高低)が分からない場合と、
頭では分かってはいるのだけど喉を思うようにコントロールできず結果的に音程が外れてしまっている、
の二つがあると思います。
前者の場合は、丁寧にソルフェージュの訓練をしていく必要がありますし、
後者の場合はボイストレーニングをして自分の声をコントロールできるようになると、改善する場合が多いです。
歌うことに苦手意識は持ちながらも音楽を聴くのは好き、カラオケにもボイトレにも興味がある、という方は圧倒的に後者の場合が多い印象です。
また前者と後者、それぞれの要素を緩く持ち合わせているため結果的に音程が緩くなっている、という場合もあります。
このように音痴には色々なパターンがありますが、その方がどの部分が弱いのかということを考察し、その方に合わせた指導を臨機応変に行っています。
一つ一つ丁寧にエクササイズを重ねることで改善していくことが多いので、是非チャレンジしていただきたいと思っています。